「最近パソコンの起動が遅い…」
「容量がいっぱいになってきたから、大容量のSSDに交換したい!」
そんなとき、OSやデータを消さずに丸ごと新しいドライブへ引っ越しできる便利なソフトが「HD革命/CopyDrive」です。
今回は、国産の定番クローンソフト「HD革命/CopyDrive」を使って、失敗せずに安全にSSD換装を行う手順を初心者向けに分かりやすく解説します。
HD革命/CopyDriveとは?
「HD革命/CopyDrive」は、Windowsが起動した状態のまま、システムドライブ(Cドライブ)を別のSSDやHDDに丸ごと複製できるソフトです。
実はこのソフト、市販の通常版だけでなく、ロジテック(Logitec)やアイ・オー・データ(I-O DATA)などの外付けSSD・内蔵SSDを購入すると付いてくることがよくあります。
クローンを始める前の事前準備
スムーズに換装を行うために、まずは以下のものを準備しましょう。
- 新しいSSD(現在のデータ量より容量が大きいもの、または同等以上のもの)
- SSDをパソコンに接続するケーブルまたは外付けケース(SATA-USB変換ケーブルや、M.2 NVMe用の外付けケースなど)
- HD革命/CopyDriveのインストール
超重要:コピー元とコピー先を間違えないように
クローン作業で一番怖いのは、「空っぽの新しいSSD」を「データの詰まった古いHDD」に上書きしてしまうことです。
これをやるとデータが全て消えてしまいます。
作業前に、それぞれの「容量(例:256GBと1TB)」や「メーカー名」を必ずメモしておきましょう。
HD革命/CopyDriveでのクローン手順(5ステップ)
準備ができたら、新しいSSDをパソコンに接続し、HD革命/CopyDriveを起動します。
ステップ1:「ディスクのコピー」を選択
メイン画面が開いたら、一番大きく表示されている「ディスクのコピー」をクリックします。
※「ディスククローンツール」という似た名前のボタンもありますが、こちらは上級者・管理者用なので、通常の換装では必ず「ディスクのコピー」を選んでください。
ステップ2:コピー元(現在のドライブ)の選択
現在Windowsが入っている古いHDD/SSDを選択して「次へ」をクリックします。
ステップ3:コピー先(新しいSSD)の選択
新しく接続した外付けのSSDを選択します。
※ここで間違えるとデータが消えるので、容量や型番をしっかり確認してください!
ステップ4:コピー方法の選択(自動調整がおすすめ)
「拡大(または縮小)してコピーする」にチェックが入っていることを確認します。これにチェックが入っていれば、コピー先のSSDの容量に合わせて自動でサイズを調整してくれます。
ステップ5:コピーの開始
最終確認画面で「コピー元」と「コピー先」に間違いがないかチェックし、「開始」ボタンを押します。
コピー時間の目安 データの量や接続規格(USB 2.0/3.0など)によりますが、数十分から数時間かかる場合があります。ノートパソコンの場合は、必ず電源ケーブルを繋いだ状態で待ちましょう。
クローンが終わったら、SSDの物理交換
無事にコピーが完了したら、パソコンの電源を完全に切ります。
- パソコンから古いHDDを取り外す。
- クローンした新しいSSDを、古いHDDがあった場所にしっかりと取り付ける。
- パソコンの電源を入れる。
これだけで、これまでの壁紙、アプリ、設定、データがそっくりそのまま残った状態で、爆速になったパソコンが起動します!
よくあるトラブルと対処法
Q. コピー先(新しいSSD)が認識されない・選べない
A. 新しいSSDが「未割り当て(初期化されていない)」状態だと認識されないことがあります。Windowsの「ディスク管理」を開き、新しいSSDを初期化(GPTまたはMBR)してから再度ソフトを試してみてください。
Q. コピーの途中でエラーが出て失敗する
A. 古いHDDに目に見えない傷(不良セクター)がある場合、コピーが途中で止まることがあります。HD革命のオプション設定にある「不良セクターをスキップしてコピーする」にチェックを入れて再度試してみるか、Windowsの「エラーチェック(chkdsk)」を行ってから試してみましょう。

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