SSD換装後のアプリケーションへの影響 アプリケーションの起動時間が大幅短縮!?
SSD換装後のアプリケーションへの影響
SSDに換装したらどれくらい動作が速くなる?
Melanie Pinolaによる記事によると、2016年にノートパソコンのHDDをSSDへ換装した際にアプリケーションの起動時間はどこまで変わるのかを検証しました。
その結果、SSDへ換装したノートパソコンにおけるアプリケーションの起動時間は大幅に短縮されています。
具体的にどういった手法で調査したのか記事を元にみていきましょう。
<必要なもの>
・SSD
・ドライバー
・SATA用の外付けドライブ
<PCのスペック>
・Dell Inspiron
・8GBメモリ
・seagateHDD 5400rpm
<方法>
クローンハードディスク作成の準備
1: windows10の「システムイメージの作成」を実行してバックアップを作成します。
2: 不要なデータの整理。
3: フリーソフトの「CCleaner」で不要なキャッシュ等のデータを掃除します。
1: SSDを外付けドライブに接続します。
2: パソコンに繋げてSSDをフォーマットします。
3: ドライブのパーティションを変更します。
1: フリーソフト「EaseUS Todo Backup Free」をインストールしてSSDの最適化する。
2: コピー元(HDD)とコピー先(SSD)を設定する。
3: パーティションの構成を決めてコピーを開始します。(コピー時間は約45分でした。)
1: ノートパソコンの裏側をドライバーで外し、HHDとSSDの入れ替えを行う。
起動させる1: 必要なドライバや更新プログラムを確認を行う。
<結果>
スピードテスト最終的にどの程度パフォーマンスに影響するかを確認しています。
測定は複数回行いその平均値を取っています。
(SSD vs. HDD アプリの起動時間で比較)
この方法で行われた検証では、日常的によく利用するオフィスソフトとブラウザが使用されました。
オフィスソフトの起動時間は劇的に短くなっており、約2秒以内に立ち上がっていることになります。 また、chromeブラウザの起動は約1秒でストレスをほぼ感じさせない立ち上がりでした。
結果として、SSDへの換装はパソコンのパフォーマンスを大幅に改善することがわかり、SSDを使う価値は十分にあると結論づけられています。
(引用記事:https://www.laptopmag.com/articles/ssd-upgrade-tutorial by Melanie Pinola
最終更新:2021/7/13